和楽備神社水盤 (わらびじんじゃすいばん) 蕨市中央4-20
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| 和楽備(わらび)神社境内の水屋にすえられている安山石製の大形の水盤で、もとは東京上野の寛永寺にあったものだと言われている。
四隅を入隅式とし、水穴(現在は埋められて浅くなっている)も外形に合わせて成形しており、その縁に三段の段形を設けている。現正面下部は花頭曲線を描いて加工し、他の三面下部は繰形を入れて、全体を四脚としている。
現正面に四行にわたって銘文が陰刻されていたが、二次的に削られ一部が判読されるに過ぎない。 この水盤の特徴は、非常に大形で四隅を入隅式とするところにあり、大刑水盤は江戸時代初期にほぼ限られ、大名家墓所や格式のある社寺に見られる程度で、しかも入隅式の作例は徳川家ゆかりの場合が多い。
造立の次期は、様式手法などから江戸時代初期と考えられ、同時代の石造遺物として貴重なもである。 |
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