歴史街道を行く「蕨宿」
vol.2003.2(文化財・史跡スポット)
 

和楽備神社水盤 (わらびじんじゃすいばん) 蕨市中央4-20

和楽備神社水盤
 和楽備(わらび)神社境内の水屋にすえられている安山石製の大形の水盤で、もとは東京上野の寛永寺にあったものだと言われている。  四隅を入隅式とし、水穴(現在は埋められて浅くなっている)も外形に合わせて成形しており、その縁に三段の段形を設けている。現正面下部は花頭曲線を描いて加工し、他の三面下部は繰形を入れて、全体を四脚としている。 現正面に四行にわたって銘文が陰刻されていたが、二次的に削られ一部が判読されるに過ぎない。  この水盤の特徴は、非常に大形で四隅を入隅式とするところにあり、大刑水盤は江戸時代初期にほぼ限られ、大名家墓所や格式のある社寺に見られる程度で、しかも入隅式の作例は徳川家ゆかりの場合が多い。  造立の次期は、様式手法などから江戸時代初期と考えられ、同時代の石造遺物として貴重なもである。
 
文化財・史跡スポット
和楽備神社 水盤  
三学院 子育地蔵 目疾地蔵
六地蔵石仏 仏足石 常夜燈
水舎 宝篋印塔 梵字馬頭観音
蕨宿関連墓石群    
塚越稲荷社 猿田彦大神碑 高橋新五郎遺跡
蕨城跡 蕨本陣跡 はね橋
一本杉塚 渋川公墓 庚申塔
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